原産地は地中海沿岸。北アメリカ、中央アメリカ、南ヨーロッパなどで栽培されている。春咲き一年草として扱うが宿根草タイプは冬を越すので「冬知らず」の名で市場に出回る。
葉は長さ5~18センチメートルの単葉、しばしば荒い毛が生えている。花径10cmほどでオレンジ色や黄色の花を咲かせる。花容は一重、八重、また中心に黒のスポットのあるものと多彩。
日本では観賞用として花壇などに植えられるが、ヨーロッパでは原種はハーブの1つに数えられ、エディブル・フラワー(食用花)である。キンセンカの軟膏は火傷からにきびまで幅広い皮膚のトラブルの治療薬になると考えられている。
チョウ目の幼虫(ヨトウガ、キシタバ、ヤガのような)の餌として用いられる。
キンセンカが作られたことを示すといわれる神話は、クリュティエとアポロの物語であるが、通常この物語はヒマワリかヘリオトロープを指すとも言われる。
中世の頃はキンセンカを眺めているだけて視力が強化されると考えられていた。
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