神話 (しんわかくさものがたり)の詳細

thumb|200px|日本神話のイザナギとイザナミの国産み。創造神話の典型。 神話(しんわ、英:myth、mythology)は、人類が認識する自然物や自然現象、または民族や文化・文明などさまざまな事象を、世界が始まった時代における神など超自然的・形而上的な存在や文化英雄などとむすびつけた一回限りの出来事として説明する物語であり、諸事象の起源<ref name="koujien1401"></ref>や存在理由を語る説話でもある<ref name="sinwa0">世界神話事典 p24-46、大林、総説</ref><ref name="daijiten"></ref>。このような性質から、神話が述べる出来事などは、不可侵であり規範として従わなければならないものとして意義づけられている<ref name="sinwa0"/><ref name="daijiten"/>。 英語のmythologyには「物語としての神話」と「神話の研究」のふたつの意味がある。例えば「比較神話学」(comparative mythology)は異なる文化圏の神話を比較研究する学問であり<ref name="Littleton, p. 32">Littleton p32</ref>、一方で「ギリシア神話」(Greek mythology)とは古代ギリシアの神話物語の体系を指す。単語「myth」は口語にてしばしば「誤った根拠」を指して使われる<ref name="eliademythtruth">Eliade、''Myth and Reality'' p1</ref>が、学問的に使われる場合は、その真偽を問うことは無い<ref name="eliademythtruth"/><ref name="dundesintro">Dundes, ''Introduction'' p1</ref>。民俗学では、神話とは世界や人類がいかにして現在の姿となったかを説明する象徴的な物語と定義される<ref name="dundesintro"/><ref name="Dundes, Binary, p. 45">Dundes, ''Binary'' p45</ref><ref name="madness">Dundes, ''Madness'' p147</ref>が、他の学問分野では単語「myth」の使い方が異なり<ref name="madness"/>、伝統的な説話を広く包括する意味合いを持たせている。 上で触れたように、比喩的な用法では根拠も無く絶対的事実だと思われている事象を例えて用いる言葉<ref name="koujien1401"/>にも使われ、「日本の『安全神話』が崩れた」といった例で使われる場合もある。これらは、現実が隠蔽され、人々の考え方や行動が何かしら誤った方向に固定化してしまった「常識」とも言える。

200px|thumb|right|ギュスターヴ・モロー1868年作『プロメテウス』。最初のプロメテウス神話はヘシオドスの証言にあり、それはアイスキュロスの筆と思われる悲劇的な三部作形式に纏められた。神話の共通テーマ「火」を代表する物語である。

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